次なるステージへ、これからの重点政策
皆様方におかれましては、常日頃から、佐世保市政へのご指導・ご支援、また、朝長則男の政治活動に対してのご協力を賜っておりますことに感謝し、厚く御礼申し上げます。
昨年、我が国では、天皇陛下が即位され、平成から令和への新時代を迎えるなど、喜びの年でありましたが、台風や集中豪雨など災害の多い年でもありました。また、国際的には、米中、日韓、中東、北朝鮮問題など緊張感が漂い続けた年であったように思います。
そのような中、佐世保市においては、日本遺産である佐世保鎮守府開庁・佐世保港開港130年の記念すべき年ということで、数多くの記念事業が展開されました。
また、本年は、全世界約80ヵ国から選抜された高校生約300名が集い、生物学の難問を解いて競う「第31回国際生物学オリンピック2020長崎大会」7月3日(金)~11日(土)に、長崎国際大学とアルカスSASEBOを中心に開催されます。日本では平成21年のつくば大会以来2回目の開催となります。
本市の重要施策である8つのリーディングプロジェクトにおいて、「クルーズ船入港体制整備」については、国際クルーズ船の寄港拠点として、「浦頭クルーズ岸壁」が新年度早々に供用開始となり、「俵ヶ浦半島開発」については、「俵ヶ浦半島公園(仮称)」の供用開始に向けて、「名切地区再整備」の「中央公園リニューアル」については、令和4年4月の供用開始に向けて進めてまいります。
「基地との共存共生」については、陸上自衛隊崎辺分屯地の開設や、前畑崎辺道路について早期完成を目指し、本格的に工事に着手し整備を進めていきます。
「特定複合観光施設(IR)誘致」については、全国で最大3ヵ所となっている区域認定を目指し、長﨑県主導の下、九州・長崎IRの実施方針策定や事業者公募・選定、区域整備計画作成などを国のスケジュールに合わせて進めていきます。
「企業立地・新工業団地整備」については、「佐世保相浦工業団地」への誘致活動を積極的に進め、早期分譲を目指します。
「英語が話せる街佐世保」については、市民との協働の下、英語や外国文化に触れる機会を広げていくとともに、新年度からスタートする小学校英語教育に対応できるように、教員の研修に教育委員会と共に力を注いでいきます。
「世界で最も美しい湾クラブ加盟の九十九島・世界文化遺産・日本遺産の活用」については、本市の魅力をメディアやSNSなどを通じて全国・全世界に発信してまいります。
この他にも、西九州自動車道の松浦~江迎~佐々間の早期完成、佐々~大塔間の4車線化をはじめ、東彼杵道路の計画段階評価着手、石木ダム建設、国土強靭化地域計画策定などについて、国・県と協力し、計画と調和を図りながら積極的に進めてまいります。
本市が築き上げてきた自然、歴史、文化等を生かしながら、市民全体で佐世保の価値を高め、誇りを持って未来に輝く「キラっ都SASEBO」を、皆さまと共に作り上げていきますので、引き続き、ご理解とご協力をいただきますようよろしくお願いいたします。


明日の佐世保を創り出す8つの重要項目
1. 名切地区再整備
小中一貫校の開設、全天候型遊戯施設、子育て情報支援拠点施設の整備、県立武道館(弓道場)の整備、旧市民会館跡地の活用など市中心部にある緑あふれる公園の活用を推進します。
2. 俵ヶ浦半島開発
旧つくも園跡地を観光公園化し、日本人外国人の観光客用の大型レストラン、BBQ施設、展望施設、全天候型施設などを整備し、交流人口増加への対応と俵ヶ浦地区の雇用の場づくりなど地域振興を図ります。
3. クルーズ船入港体制の整備
国際旅客船拠点形成港(国交省指定)三浦国際ターミナル、浦頭新国際ターミナル(仮称)を活用し、年間300隻100万人の集客をめざします。寄港地観光の受け入れ体制も整備します。
4. 特定複合観光施設(IR)の立地推進
長崎県主導のもと、特定複合観光施設区域の指定を獲得し、ハウステンボス地区での立地をめざし、雇用の増大・多様化による地域振興を図ります。
5. 企業立地の推進
相浦新工業団地を整備し、企業誘致・立地を推進します。また、市中央部にはオフィス系企業の誘致をめざします。
6. 基地(海・陸自衛隊・米海軍)との共存共生
米海軍前畑弾薬庫の針尾島弾薬集積所への移転、前畑〜崎辺道路建設、海上自衛隊崎辺地区の大型護衛艦係留施設等整備、陸自水陸機動団施設整備など、国防政策の円滑な推進に協力します。
7. 世界遺産(黒島)日本遺産(鎮守府・三川内焼)世界で最も美しい湾クラブ(九十九島)
世界に通用するブランドを活用し、全国・全世界に情報発信し、観光客、移住者などの誘致に努めます。
8. 英語で交わるまちSASEBO
国際都市佐世保の環境を生かし、英語が話せ、英語で交わるまちづくりを民間団体と連携し推進します。
まちづくりの目標





